(1)停電時インバータ運転と常時インバータ運転
UPSには、停電時にインバータ運転する装置と、常時インバータ運転をしていて、保守点検の場合に、電源直結とする装置があります。

左記は、停電時にインバータ運転をするUPSの回路例です。
主電力は、メインスイッチSW1と電磁接触器SB2をオンにすると、電磁接触器SB1を経由して供給されます。
この時、バッテリーは、トランスTR1と整流器(D1~D6)を経由して充電されます。
停電が発生した場合には、電磁接触器SB1を切り替え、IGBT1~IGBT6で構成されるインバータ回路を動作させて、三相の電圧を発生させ、トランスで定格の電圧に変換して、電磁接触器SB2から電力を供給します。
停電は、頻繁に発生するものではないので、バッテリーの充電は、定格の100KVAとする必要はありません。停電が少なければ、10kVAでも1KVAでも構いません。停電の頻度に合わせて、充電の能力を決定します。
しかし、インバータ回路は、短時間とはいえ、100KVAの能力が必要です。
放熱条件は、仕様に記載される動作時間(保証時間)に依存する事となります。